づーた

日記。

ドイツの思い出②

けっこう前(2010年8月頃)のドイツの思い出、第二弾。

 

はじめに、ドイツの旅のまとめ:

友達がいないので仕方なくドイツへ一人旅。メインは日本と違う動植物や生活様式を見る・人との交流。

日本人なしでの1か月ドイツ生活で語学向上、せわしない日本の社会人たちの生活を見直すきっかけになった。一人で行動することへの抵抗も激減。

 

ファームステイ(二週間)の他に、ワークキャンプ(二週間)をしました。

場所はGebraという小さな駅の近くにあるBurg Lohra。

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たそがれBurg Lohra

 

主催者はOffene Häuserというところで、詳細は…謎。笑

ワークキャンプのリーダーだった子は、主催団体はあまりよろしくない、という感じのことを言ってたので、何だかきっとよろしくないんでしょう。。笑

参加者は、日本×1(自分)、韓国×2、メキシコ×1、フランス×1、イタリア×1、ベラルーシ×2、チェコ×1、セルビア×1 +アシスタントの主催者ドイツ人×1

こんな感じだったかなぁ…。

参加者の中に、もっとドイツ人ばっかりでドイツ人との交流を期待していた、という人がいましたが、私も同じことを考えてました。

けど、逆にドイツ人がおらず、国籍もバラバラだったおかげで、一部の人が固まって偏った人間関係ではなく、みんな和気あいあい仲良く2週間を過ごすことができたのが本当にラッキーでした。作業内容はともかく、周りの人間関係が当たり。大当たり。しかもみんな優しい人たちだった、ありがたや(;_;)

このため、公用語は英語で、ドイツ語ではなく英語が上達しました。

 

ワークキャンプの内容は、Burg Lohra周辺の道の舗装や、薪にするための木を伐採する、などでした。

日本でのワークキャンプの募集要項に「環境ボランティア」とかなんとか書いてあったけど全く違った笑

木を伐りに行くときはみんなで車にワッショーイと乗っていきました。

森の中では、実際には授業で聞いていたフォレスターなる方が森の管理や干ばつのチェックなどをしていました。

本場ドイツのフォレスター(たぶん)に遭遇して感動した私なのでした。

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毎日こんな感じで7、8人くらい車にギューギュー詰めに乗せて森の中にでていったなー。(本当はいけない笑)

 

活動の時間の他に、みんな日替わり交代で各国の料理を作ったり、毎晩いろんな国のゲーム(カードゲームとかトランプとか遊び)をしたり、合宿みたいな感じでした。

英語超初心者の私はゲームのルールを理解できるか戦々恐々でしたが、みんなわからなかったらどんどん質問したり、わかりやすく&面白く(特にイタリア人のいい兄ちゃん)教えてくれるので楽しめました。

各国の料理も、興味深いものがたくさんありました。

特にベラルーシの子が作った、サワークリームをのせたニンジンやキュウリ入りコンソメスープみたいなのがとてもおいしくて、今でもサワークリームをスープに乗せてたべることがあります。うまうま。

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白いのがサワークリーム

 

 泊ったところはBurgの隣にある、Burgの一部なのか不明な、とても古めかしいところでした。

隙間風ビュンビュンでいと寒し…

持ってった寝袋も夏用だったので、もうすでに寒くなってきたドイツの9月中旬の気温に耐えるのは厳しかった…

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ねずみたんチュゥチュゥで厳しかった寝床

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ちょっと呪われそうな謎の柄の布団

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たまに水しか出なくて寒かったシャワールーム、OpenとOcupiedを裏っ返して使ってて、デュークが使ってるときに間違えて入ったのが懐かしい笑

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あまりにネズミたん出すぎて、ある日こんな表示が!笑

 

ワークキャンプは2週間あったので、週末にライプツィヒに行くことに。

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週末ライプツィヒ、バッハ博物館など巡り

土曜は観光、日曜は驚くほどどこも閉まっていて、当時の私はとても驚きました。

日曜はみんなで公園でのーんびりと過ごしてGebraにかえりました。

帰りに可愛いきのこの置物が!

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愛しのY氏に送ったきのこガールの置物。この前お家に行ったらまだ飾っててくれた。嬉しい…(泣)

 

こんな感じで、素敵な友人たちに出会い、朝から晩まで過ごした2週間のワークキャンプが終わりました。

英語を話すことと一人で行動することに抵抗もなくなり、とても充実したワークキャンプでした。